山本有三記念館(旧清田龍之助邸) [東京]
ヴォーム!
レールがまくら木の上でうなっていた。
うなりは刻々、激しくなってきた。
………………
ああ、もう、おしまいだ!
彼はただ、ケムシのように、まくら木にしがみついていた。
………………
ポォーッ!
ポッ、ポォーッ!
非常警笛が絶え間なく鳴っていたが、もうそんなものは彼の鼓膜を驚かさなかった。……
はい。
これが有名な、山本有三の『路傍の石』の鉄橋のくだりである。
つまらない意地の張り合いから、鉄橋のまくら木にぶら下がる羽目になった吾一少年。
やれるとは言ったものの、初めてなので怖くてぶら下がれない。
もじもじしている間に、草履の片方を深い鉄橋の下へ落としてしまう。
そこへ、汽車がやってきて……
☆
「出来もしないことを、強がって出来ると言うからこうなるのよ。」
宗男は子供のころ、母からこう言い聞かされました。
おかげで今では、出来ることでも「出来ません」と言うネガティヴな人間になってしまった。
いや、宗男のことはどうでもいいですね。(笑)
吾一少年がその後どうなったか?
続きが気になるお方は、食欲の秋などと言っておらずに、読書の秋を実行してくださいね。(笑)
そうそう、上の写真が「路傍の石」だそうです。
ずいぶん大きな石なんですね。
☆
山本有三記念館(旧清田龍之助邸)
竣工は大正15年頃(1926頃)。
(大正15年12月22日の登記)
設計・施工者は不詳。
※旧鳩山一郎邸を設計した岡田信一郎の設計とする説もあるようだが、今のところ証拠不十分。
RC造+木造の混構造。
B1F、地上2F建て(一部屋根裏利用)。
☆
この建物は、作家山本有三が昭和11年(1936)から、進駐軍に接収される昭和21年(1946)までに住んだ家である。
その間、代表作の『路傍の石』や、小泉元首相で一躍脚光を浴びた戯曲『米百俵』がここで書かれたと言う。
昭和26年(1951)には返還されるものの、あちこちにペンキが塗られて有三は、怒ったぞう! と言ってその後ここには住まず大森へ移る。
接収がなければその後も三鷹の住民であったかも知れず、有三記念館の関係者(らしき)人物は口々に残念がっていた。(笑)
☆
進駐軍に接収されるだけあって、この建物は豪華極まりない。
当時のGHQの接収基準によれば、構造が丈夫であり、設備が良好であり、手入れが行き届いており、ベッドルームは2つで、バスルーム、リビング、食堂、台所の最低6つ以上の部屋があり、クロゼットや女中部屋といった特別室を備えていること……などと書かれている。
全く贅沢なものである。
ちなみに、東京都内での接収第一号となったのは『旧前田侯爵邸洋館』であり、どうやら進駐軍はスクラッチタイルがお好みであったようだ。(笑)
☆
建物は、基礎は大谷石で積まれ、1F部分は当時流行のスクラッチタイルを貼っている。
スクラッチと言っても宝くじとは違いますので、いくらこすっても当たりは出ません。(笑)
このスクラッチタイル、ライトが帝国ホテルで採用したことがきっかけで以降爆発的に流行したタイルである。
※正確には帝国ホテルで採用されたのは「すだれ煉瓦」で、表面がスクラッチ状(引っかき傷)になった煉瓦のこと。この煉瓦を型枠代わりにして中にコンクリートを充填したようである。以降、煉瓦はタイルに代わってスクラッチタイルが流行した。
2F部分は漆喰塗りを基調に、幾何学的な水平ラインで強調され、やはりライトを意識しているようだ。
この水平ライン、一見ハーフチンバーに見えなくもないが、近づいてみると亜鉛鉄板で覆っていた。
木材の表しは耐久性に劣るので、こうした配慮がなされたものだろうか?
同じく破風板も亜鉛鉄板で覆っている。
正面のデザインは、何と言っても岩から生えたような煙突のデザインが印象的である。
おお! メルヘンチック!!
数えると煙突は全部で3本あって、内部はそれぞれデザインの違った暖炉が設置されてある。
これは、サンタクロースは3人でやってくると言う、古い伝承によるもの。
……んな訳はないが、とにかく贅沢なしつらえだ。(笑)
☆
この暖炉のそばには、造りつけの小さなベンチが設けられある。
こう言うスペースをイングルヌックと言い、太ったサンタさんが一休みするのに都合のよい場所である。
なお、イングルヌックはいんぐりもんぐりとはぜんぜん無関係なので御注意してください。(笑)
この建物、とにかく貪欲なまでに様式の混合化を図っている。
玄関は、先のとがったゴシック風のポインテッドアーチによるもので、まるで中世のお城にでも入るような気分である。
階段室の天井も、ゴシック風のハンマービームを想わせるデザイン。
また、長女の部屋だったと言うサンルームは、ロマネスク風のロンバルト帯をめぐらせており、窓は半円アーチのファンライトとして頭を尖らせない。
随所に見られるハーフチンバーと梁型の扁心アーチは、そこはかとなくチューダー様式を匂わせるし、書斎は変形船底の天井で、出窓のついた書院造り風……といった具合。
他に、解説書(『解説 三鷹市山本有三記念館』2009年10月3日発行)によれば、クイーン・アン様式やアーツ・アンド・クラフト運動などが散見されるらしく、正に様式のオンパレードである。(笑)
☆
さて、これだけ凄い建物でありながら、実は設計者が誰なのか判然としないと言うから全く驚きである。
この建物、実は山本有三が建てたものではなく、清田龍之助と言う人物から購入したものなのである。
つまり、この建物の建て主は山本有三ならぬ、清田(せいた)龍之介さんであった。
この清田さんについて、今までは「貿易商」とだけ知るのみで、あまりよく知られていなかったらしい。
※2008年7月の日本建築学会計画系論文集(「旧山本有三邸施主であった清田龍之助について」平山育男)で詳しい報告がなされ、徐々にその姿が明らかになってきたもよう(『解説 三鷹市山本有三記念館』2009年10月3日発行にも詳しく載っています)。
清田さんについて、ぜひとも詳しく知りたいと言うお方は、上記論文をお読みください。(笑)
☆
ひとつだけ、清田さんについて興味深いのは、この家を建てる前に住んでいた住所が、何と今話題の鳩山会館(旧鳩山一郎邸)と同じ住所だったということである。
まさか故人献金疑惑とは無関係でしょうが、面白い事実である。(笑)
結果としては、お隣さんであった可能性が高いですが、清田さんと鳩山家との関係は何がしかの関係があった模様です。
これらのことから、この建物の設計者は、鳩山会館を設計した岡田信一郎ではないか?
とする説が流れております。
しかも、上の写真が鳩山会館のファサードに酷似しているという。
どうかなぁ~?
これは、山本有三記念館の関係者(らしき)人物も、写真を見せながら来館者に説明していた。
いや、今月からそれは止めたようで、先日行ったらあくまでも設計者は不詳であると説明しているようだ。(笑)
その真偽は定かではないが、とにかくこれだけの建物を設計するのだから、只者ではないことは確かである。
岡田信一郎は只者ではないから、もしかすると、もしかするかも知れませんけど。(笑)
それにしても秋ですね~♪
久しぶりに『路傍の石』を読んだら泣けてきちゃいました。
何度も映画にもなっているので、見ているお方も多いと思いますが。
いえ、この鉄橋のシーンばかりが強烈で、他はほとんど覚えておりませんが。(笑)
【所在地】東京都三鷹市下連雀2-12-27 グーグルマップ
山本有三記念館は知ってましたが入った事無いんです。
アメリカ人は家を塗るのが好きな人種なんですね。
by 旅爺さん (2009-10-11 05:43)
すごく豪華で良い作りのお家でびっくりです。
京都でも第2次世界大戦後の進駐軍に接収たお屋敷がたくさん
あったそうですが、和風の邸宅を京都では接収していたようです。
京都府立植物園というのがございますが、あそこも接収されていた
場所のひとつでして、私が小さい時はまだコンクリートで作られたプール
なども放置されていたままでしたよ。
こんなに素敵なおうちなのに設計者がどなたか分からないなんて。
どこかから資料がひょっこり出てくると良いですね!
by しろうさぎ (2009-10-11 11:50)
若い頃は、負けるのが恥かしいと思っていましたが、
今ではそんな事もないなと思いますね。
暖炉かー・・・ 夢のまた夢だ。^^;
by たいへー (2009-10-11 15:07)
先日、明治村で移築された帝国ホテルを見てきたけれど、
スクラッチタイルだったかどうか・・・行く前に記事読んでいれば良かった^^;
豪華な洋館ですね。確かに鳩山会館に似てるかも。
今度、見に行ってみよう♪
by まぐろとわさび (2009-10-11 15:13)
>旅爺さんさま
山本有三記念館、皆さんジブリ美術館へ行くのかと思ったら、案外ここにもお客さんがたくさん来るようです。
懇切丁寧に説明してくださるので、一度いらしてみてはどうでしょうか?
そうそう、アメリカ人はペンキ好きです。(笑)
>しろうささん
そうなんですか。
京都では和風の住宅が接収されたんですね。
やはり、お国柄ですね。(笑)
植物園も接収されてたんですか?
あそこはよく行きましたよ。
そうなんですよ。
正確な設計者が分からないようです。
でも、建物の設計者なんて、ホントは誰だっていいんですけどね。
>たいへーさま
そうですね。
宗男も負けん気が強く、ずいぶん無理をした記憶が。(笑)
ホント、今ではそんなことあまりなくなりました。
暖炉なんて、今じゃ不必要ですから、なくたってかまいません。(笑)
>まぐわささま
いつもながら、おいしそうなお名前、ありがとうございます。
明治村、行かれたんですよね。
うらやましいなぁ~。
宗男は、高校の時に行ったきりでございます。
帝国ホテルのスクラッチタイルは、正確には「すだれ煉瓦」と言って、表面がスクラッチ上になっている型枠煉瓦のようです。
その後はそんな手の込んだこともできないから、スクラッチタイルとして流行したんですね。
鳩山会館、今ものすごく混んでいるようですよ。(笑)
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-11 15:54)
ここ、一度行ってみたい建物。
アーチ好きな二兎には窓の連続アーチや玄関の交差ヴォールトとか
たまりませんです(>ω<)♪
“路傍の石”って、蹴飛ばせるようなちんまい小石だと思っていたけど、
とんでもなくおっきい石だったのね~(((;゚Д゚)))
スクラッチタイルの建物って、日本橋とか京橋辺りをうろうろしてると
たまに遭遇するです。当時のかは分からないけど。
by 二兎丸 (2009-10-11 17:28)
路傍の石デッカイ!! というのはさておき(笑)、設計者はタダものじゃないですねえ~。岡田信一郎もありそうですが、opas10は岡田信一郎の弟捷五郎に一票。
by opas10 (2009-10-11 20:09)
煙突と暖炉が3つもあるんですか?すごいですね~。
岩付きの煙突もすごいデザイン・・・。
玄関はどこかの教会みたいだし、面白いですね。
お部屋ごとに様式が違っていて、畳の部屋もあったりして、不思議。外観はメルヘンチックで可愛いし~。
スクラッチタイルってこういうのを言うんですね。ざらっとして色も一枚ずつ微妙に濃淡があって、深みが出るんですね。
おされだわ~。
by kimuerichan (2009-10-11 20:56)
お~かっこいい。
こんな家に住んでみたい・・・暖炉、憧れやわ~。
by あら (2009-10-11 21:01)
カコイイ建物ですね。路傍の石、教科書にありましたね。w (^ω^)b
(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2009-10-11 21:27)
>二兎丸さま
アーチ好きにはたまらない建物ですよ。
ぜひ見に行ってください。
そうそう、路傍の石ってのはもっと小さい、何気ない石かと思ったんですが、山本有三はこの石を道端で見つけて、庭にまで運んだということです。
きっと誰かに運ばせたんでしょうが、大変なお仕事ですよね。(笑)
日本橋辺りにもたくさんありますよね。
スクラッチタイル。
あの肌触りが好きです。(笑)
>opas10さま
宗男も初めてここへ来た時、一番に驚いたのがこの路傍の石です。(笑)
弟ですか?
どうなんでしょうね。
あめりか屋、清水組など、と色々説があるようですが。
分かりませんね。
まあ、優秀な建築家は、施主の希望とあればどんなデザインでもこなせるもんです。(笑)
>kimuerichanさん
メルヘンチックな煙突でしょう。
コモちゃんの背景には、ぴったりだと思います。(笑)
タイルはや着物だから、一枚一枚焼き色が違うんですね。
いい味出してます。
このタイル、今でも規格品があるんですけれども、やっぱり昔のような風格は出ませんね~。
>あらさま
暖炉、あこがれですか?
確かに昔はそうでしたよね。
部屋に~は~ふるい~暖炉があ~るのよ~♪
なんて歌もありましたね。(笑)
>モッズパンツさま
路傍の石、宗男は小さい時映画で見ました。
TVだと思いますけど、白黒で、この鉄橋のシーンにはハラハラしたものです。(笑)
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-11 22:08)
なるほど、宗男議員の人格形成には
そんな秘話があったのですね(^^ゞ
by 八犬伝 (2009-10-11 22:09)
立派なお屋敷ですね~しかも内装が美しい。
外観は・・理由はわからないけど何だか怖い感じがする。
ゴシック風ってそんな違和感ありませんか?
煙突が3本あるとサンタさんも大変だし^^;
by mamitan (2009-10-12 00:39)
素敵な家だ~
私もこんな家に住みたいな~
by ユキ (2009-10-12 01:38)
おぉ.これは内外共におしゃれでメルヘンチックな建物ですね!
って.路傍の石でかっ!
てかスタンドバイミーばりの
アクションスペクタクルだったのですね…
ってかこんな豪邸から米百俵とか言われても
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」
的な響きに聞こえるのは気のせいでしょうか…
…大人が信じられなくなりそうです…
by 高穂 (2009-10-12 01:58)
素晴らしい邸宅ですね。
管理も大変そう・・・
味わい深く拝見させていただきました♪
by hahaぽん (2009-10-12 16:08)
うちの実家もこんな感じです。
レンガをこすると父に怒られますww
by HAL (2009-10-12 16:11)
>八犬伝さま
そうそう、宗男がネガティブなのは、路傍の石のせいなのです。
いや、人のせいにするのはよくないですね。(笑)
>mamitanさん
ゴシックは確かに怖いかも?
中世の牢獄みたいなイメージがあるんでしょうね。
このドアの向こうには、拷問危惧などがあったりして……(笑)
三本の煙突はサンタさんに迷惑でしょうが、煙突掃除屋さんはいいお金儲けができそうです。(笑)
>ユキさま
こんな家に住みたいですか~?
お手入れ、大変ですよ~。(笑)
>高穂さま
路傍の石、スペクタルなのはこの鉄橋のシーンくらいでしょうか?(笑)
小さいながらも、ハラハラして見ていたもんです。
パンがなければケーキを……
名作と言われているものは、たいていお金持ちが書いたものですよね。
貧乏人は少数派ではないか?
と思うのは宗男だけでしょうか?(笑)
>hahaぽんさま
味わい深く読んでくださり、ありがとうございます。(ぺこり)
そうなんですよ。
管理はものすごく大変だと思います。
あまり広いおうちを立てると、あとあと不便なものですよ。(笑)
>HALさま
煉瓦をこすっちゃいけませんよ。(笑)
お父さん、センスいいですね~。
息子さんは、もちろんグッドセンスですが~♪
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-12 23:04)
あ~~!”今日は何も無く退屈だな~!”
鉄橋にでもぶら下がってるかな~~!”プッ
by 旅爺さん (2009-10-13 06:02)
立派なおうちですねぇ~! ココの女中は大変ダ・・・(笑)
取って付けたような、和室部屋に、違和感を感じました。
これもまた、贅沢なのでしょうねー。(^^)
by うに (2009-10-13 09:19)
今回の建物もホントおしゃれ
おしゃれなレンガの積み方の暖炉が一番気に入った^^
書院造の和室も素敵ですね
by Ranger (2009-10-13 12:59)
小学校三年生の時の読書感想文で選んだのが
この本で、結末のシーンに出てきた先生の言い草に
ぶち切れた記憶が…(笑)。
でも、仕事仲間から嫌がらせをされた彼の母が
その腕で見返すところは大好きでした☆
by masugi (2009-10-13 22:30)
>旅爺さんさん
あぶないですよっ!
退屈だからと言って、鉄橋にぶら下がってはいけません。(笑)
でも、子供の頃は、みんなでちょっと危ないとこをしたもんですね。
優劣が出来て、強いとそれなりに自信が持てた。
弱いとそれなりに頑張ったものです。(笑)
>うにさま
そうそう、お女中さんは大変だったでしょうね。
でも、お給金は弾んでもらったのではないでしょうか?(笑)
和室はですね、山本有三が購入する際に、洋室だったものを和室に変えたそうなんです。
とってつけた感じがするのは、そのためでしょうかね。(笑)
>Rangerさま
暖炉が3つもあって、しかもそれぞれデザインが違うと言うのは、やはり贅沢なことですね。
なんでも、自慢の暖炉だったようでございます。
書院(地袋)も、ちょっと変形で、贅を尽くしている感じですね。
近寄れなくて残念ですが、細かいディテールをみれば感動ものでしょう。
>masugiさま
おお!
三年生で「路傍の石」を選ぶなんて、すごいですね~。
しかも未だに内容を覚えていらっしゃいます。
さすがですね~。
感想文を書くと、いつまでお内容を覚えているもんで、感想文反対論も出ておりますが、いいことだと思います。
宗男は、鉄橋のシーン以外は、ほとんど覚えておりませんが。(笑)
この小説、考えてみると根性もので、意外と今なら受けるかもしれませんね。(笑)
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-14 10:34)
この石がもしかして路傍の石?
そんなわけないか・・・
by 袋田の住職 (2009-10-15 20:17)
>袋田の住職さま
そうなんです。
これが路傍の石とのことです。
説明書きによりますと、中野旧陸軍電信隊付近の道端で、山本有三はこの大きな石を見つけて、自分の庭へ運んだとあります。
名作の名にちなみ、いつしか路傍の石と呼ばれ……
ってな感じです。
ずいぶん雰囲気が違いますよね。(笑)
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-15 23:57)
コメントありがとうございました。ギャグまじりながら修学旅行を思い出すような教育的記事を楽しく読ませていただきました。
他にもレリーフが載っていますので、よかったら見て下さいね。
by kuni (2009-10-16 09:08)
>kuniさま
こちらこそ、ようこそおいでくださいました。
修学旅行ですか?
それはそれは。(笑)
今後とも、よろしくお願いいたします。
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-16 14:19)
ここは、前から行こうかな~って思っていたら、いつのまにやら観覧が有料になってしまって、なんか悔しくて行ってないんです。
今度、楳図かずお邸(どこにあるか詳しく知らない)を見に行くついでに行こうかなと思ってました(^^;
なんか色んな洋館で見かけた様式のあれこれが、あちこちに見受けられますねぇ。ロンバルディア帯ってのは外壁にあるもので、室内にあるなんて思ってもみませんでした。
面白そうな建物だな~。見どころを教えてもらった感じですね。近々行ってみます。
by カンパネルラ (2009-10-19 20:47)
住宅メーカーさんのおされな物件のような建物が
大正時代のものとは驚きです(笑)
たまたま、ライトのお弟子さんが建てたという建築を観に行こうと
思っていた(まだ先の話ですが)ので、すご〜くタイムリー?(^^)
それにしても、ジブリの森より、面白そう〜♪
ちと遠いですが、行ってみたいです〜♪
by かふぇおれ (2009-10-20 00:36)
浅田次郎の小説に、このころの建物はほんと美しくてきらびやかでおしゃれでって絶賛してありました。おしゃれですねえ。
by wikiwiki (2009-10-21 21:32)
>カンパネルラさま
まことちゃんハウスですね。
言ったらぜひとも、写真UPしてください。(笑)
山本有三邸は、中は展示スペースになっておりますので、それなりに楽しめますよ。
ぜひ、お出かけになってみてください。
>かふぇおれさま
住宅メーカーのような……
おお!
さすがですね。
確かにそんな感じです。(笑)
もしかするとこの建物、「あめりかや」ではないか?
という説もあるんですよ~。
ライトのお弟子さんですか?
どこだろうな?
楽しみにしております。
>wikiwikiさま
そうなんですか?
浅田次郎が、そんなことを言っておりましたか。
たしかに、このころの建物は素敵なものが多く、宗男も大好きでございます。
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-10-22 16:24)