旧山形師範学校守衛門 [山形]
落語の演目に「あたま山」というケチ噺がある。
ある日、ケチ兵衛さんは道端でさくらんぼの実を拾う。
ケチ兵衛さんはケチだから、土がついたままのサクランボをそのまま飲みこんでしまう。
すると、お腹の中のサクランボがみるみる伸びて、あたまのてっぺんまで成長し、やがて大きな桜の樹となった。
これを聞いた野次馬たちが、ケチ兵衛さんの頭の桜でお花見騒ぎ。
これじゃあ、うるさくて夜も眠れない。
我慢できなくなったケチ兵衛さん、あたまの上の桜の樹を引っこ抜く。
頭は大きく抉られ、そしてそのくぼみに雨がたまって大きな池となる。
すると今度は、その池で野次馬たちが釣りをするわ、舟遊びをするわ、でまたまた眠れない。
思い悩んだケチ兵衛さん、自分の頭の池にドボーンと身を投げる。
南無阿弥陀仏。
その後の赤坂三度笠 [東京]
今日は、久しぶりに赤坂へ出た。
もちろん、お殿様に呼び出されてのことだ。
ミスとサウナ、いやミスはしてない!(笑)
ミストサウナのような小雨の中を、えっヘ、えっへと坂道を上る。
もう、汗びっしょりである。
久しぶりに見た、一ツ木通りの「三度笠」。
エゾシカの被害で、すっかり樹の皮が剥けている。(笑)
千歳館主屋 [山形]
「米沢牛」といえば、山形県が誇る黒毛和牛の一流ブランドである。
味は良いが、値段も高い!
一方、県内産の黒毛和牛を総称して「山形牛」と言うらしい。
「味の山形牛」と評判で、こちらは値段も手ごろ。
肉質は、「ぎゅう」っと締った霜降りが特徴である。(笑)
旧済生館本館(山形郷土館) [山形]
怖いものといえば……
「地震・雷・火事・親父」なんて言っても、今時の若者にはまったく通用しない。
生まれた時から「親父」は怖くない存在なので、このギャグの意味すら分からないのだ。(笑)
では、「饅頭がこわい」なんて言ったらどうか?
これもだめ!
若者に落語がはやったのは一時のことで、今ではAKBの総選挙には行っても、寄せになど行く若者はほとんどいない。
「よせ!」と、引きとめられるのが席の山、いや関の山に違いない。(笑)